美容師とアイリストは、将来的にトップスタイリストや店長を目指すなどのキャリアパスがあります。ここでは、美容師もアイリストも経験された方に、それぞれの違いについて教えていただきました。
今回ご協力いただいたのは、メンズ眉毛サロン「プラスエイト」の現役アイブロウリスト・Rさん。2019年に美容師からアイリストへ転身し、現在は「プラスエイト渋谷店」で活躍中です。
「私が勤めていた美容室では、同じ時間帯に複数のお客様を同時に担当する場合がありました。アシスタントの子にシャンプーやカラーなどのヘルプをしてもらいながらでしたので、一度にたくさんのお客様の施術が可能でした。しかし、一人ひとりに対しての時間が短かったためコミュニケーション不足を感じ、1人のお客様に『もっと時間をかけてあげたい』という気持ちがありました。
プラスエイトでは、お客様に対して1人あたり60分~90分という時間で施術ができます。コミュニケーションもしっかり取れますし、カウンセリングなども丁寧に時間をかけて行えるのが、大きな違いかと思います。
そしてアイリストは立ち仕事ではなく、ずっと座りっぱなしというわけでもないですし、プラスエイトでは休憩が毎日90分必ず取れるので体力的に美容師時代より疲れづらいです。当日に予約が空いている時間帯もないので、“暇疲れ”することや無駄に過ごす時間がなくなったのも大きな変化でした」
「最近はデビューまで早い美容室も多くありますが、私が勤めていたサロンはデビューまで3年~4年でした。一方、プラスエイトでは個人差はありますが約2~3ヵ月の研修でデビューできます。
期間が短いからとはいえ、美容室のように感覚で教えるということはありません。経験者でも未経験者でも、接客や眉についての理論や、ワックスをするメリット・デメリット、カウンセリング方法などを、JBS(ジャパンブロウティストスクール)の技術に沿って教えてもらえます。最初の1ヵ月目は覚えることが多いので大変かと思いますが、感覚ではなく、理論に基づいて学べるので、プロとしての提案力が身につき自信にもつながっていきます。
アイリスト業界はまだまだ新しいので、将来50~60歳まで働けます!…とまでは断言できませんが(笑)、プラスエイトには、妊娠・出産を経て母になって働いているスタッフもいます。産休・育休制度はもちろんですが、シフトや働き方もママさんになっても働きやすいよう調整できますし、そうでないスタッフもスキルアップしやすい環境となっているため、プラスエイトは長く働きやすい職場だと思います」
「美容師の時とは違い、アイリストは足や腰などに負担がかかりづらい仕事だと思います。美容師は立ちっぱなしで、シャンプーにパーマ、カラー、ドライヤーなど体力仕事なのですが、どちらかと言うと目元の施術は、目と肩、首には負担がかかりやすいかもしれません」
「美容室で働いていた時は、年次昇給はなく、アシスタントとスタイリストの基本給が同じでした。指名料もなく、役職手当も2~3万ほどで売上に対してのバックが大きかったわけでもなかったため、店長クラスでも、なかなか給料が上がらないと聞いていました。
プラスエイトでは、資格取得をしてトップスタイリストになった時と、役職についた時に給料が上がります。トップスタイリストにならなくても、指名料のバックはありますが、バックの金額が美容師時代とは倍以上違うため、インセンティブの金額での差が大きいと感じています。指名料のみで7~8万程、毎月稼ぐことも可能だと思います。
もちろん、社歴が長い方が指名も増えていくわけですが、新規のお客様も多いので、入社後1年ほどのスタッフでも平均40~50人のご指名をいただいています。給料を上げたいなら、入社してすぐだから…と諦めないことが大事です!」
「女性がメイクをするのが当たり前のように、男性がメイクをすることも増えていくと思います。それに伴い眉毛は自分で手入れする時代から、サロンに行くのが当たり前に変化していき、より需要が増えていくと思います」
「お客様には、『メンズ眉毛と言えばプラスエイトでしょ!』と、安心してご来店いただけるアイブロウティストになりたいのと同時に、会社の今後を考えた時に『美容業界で働くなら、プラスエイトで働きたい』と言ってもらえるような会社にしていきたいと思っています。
技術や接客の研修などはもちろんですが、勤務時間や給与などの待遇面、人間関係などもこれからさらに良いものにしていき、お客様もスタッフもみんなが笑顔になれる空間になるといいなと思います」
「眉毛の施術は変化が分かりやすく、お客様の大切なイベントごとに携わらせていただく機会がとても多い仕事のため、やりがいもすごく感じられる楽しい仕事だと思います!就職してから最初は覚えることが多く大変ですし、注意されて落ち込むこともたくさんあると思いますが、最初からすべて1回で覚えて一発でできる人はいません。
面接やサロン見学をする機会があれば、自分自身が何を重視するのか明確にして、質問はたくさんしたほうがいいと思います。細かく聞くことで疑問点をクリアにできますし、聞きたいことは遠慮せずに、求人情報に記載されている情報でも「実際はどうですか?」と確認することは大事だと思います。
ぜひ一度サロン見学に行くか、プラスエイトに興味のある男性なら自分自身がお客様として1度足を運んでみると、職場の雰囲気や技術力がわかるのでおすすめです!」
「私も大っ嫌いと言うほど、美容師時代の眉カットは苦手でした(笑)。そんな私でもアイブロウの検定試験に受かり、今では入社後からずっと指名をしてくださっている方がたくさんいます。できなくても『なんで、できないんだろう?自分はダメだ』なんて思う必要はないですし、周りにサポートしてくれる先輩はたくさんいるので、自信をなくさず、不安を抱えたら相談をして頑張ってほしいと思います。
そしてメンズ眉に興味があれば、あとは行動あるのみだと思うので、苦手だからと言う理由で迷っているなら諦めないでください!」
美容師とアイリストでは、就職をした後の勤務スタイルや昇給システムなどが異なります。将来、自分がどんな生活をしたいのか、どれくらい稼ぎたいかなども視野に入れてサロンを選ぶと良いでしょう。長く美容の仕事を続けたい方は、体への負担が美容師よりも少ないアイリストを検討してみるのもおすすめです。
以下では、美容師免許を活かしてアイリストになるための情報をまとめていますので、参考にしてみてください。
引用元:プラスエイト公式採用サイト(https://www.plus8.bz/recruit/)
プラスエイトでは、「働くスタッフがHAPPYになれるように」と高水準の給与・教育・キャリアアップ制度を重視しています。初任給モデルは「求人ボックス」掲載企業の「初任給」相場*と比較しても高い27万円~(2024年5月調査時点)。入社後は、JBS認定インストラクターが、マンツーマンでアイブロウ技術を指導してくれます。研修は業務時間外ではなく、営業時間内に行っています。
また、やる気次第では1年目から店長を目指すことも可能。有休はもちろん、産休・育休といった女性のキャリアを促す制度を整えたり、男性スタッフの採用も積極的に行ったりと、男女問わず、美容業界でキャリアアップしたい人たちをバックアップしています。
参照元:求人ボックス「美容師」(2024年5月調査時点、22万円)(https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/美容師の年収・時給)
「アイリスト」(2024年5月調査時点、23万円)(https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/アイリストの年収・時給)
プラスエイトのモットーは、「お客様を笑顔にするために、まずはスタッフがHAPPYになること」。その言葉通り、スタッフたちからも「アットホームな雰囲気で仕事ができる*1」「明るい人達しかいない*2」「プライベートと仕事の切り替えもうまくできる*3」などの声が挙がっています。
また、シフト制を採用しており、毎月3日間の希望休が出せるのが嬉しいところ。土日祝日も休めるなど、社員ファーストの環境が整っていることが、スタッフの満足度の高さにつながっているようです。
参照元:VOiCE「プラスエイト」現役社員の口コミ
*1(https://www.shain-voice.com/corporate/57/comments/cat3?page=4)
*2(https://www.shain-voice.com/corporate/57/comments/cat3?page=5)
*3(https://www.shain-voice.com/corporate/57/comments/cat6?page=2)
※2024年7月1日調査時点の情報です。
最新情報は公式HPをご確認ください。
ここでは、アイブロウリストとして転職した方たちのインタビューを紹介! 20代で転職を決めたきっかけや、転職後の生活の変化など、ぜひ皆さんのリアルな声を次のキャリアチェンジの参考にしてみてください。
左:池袋店 A.Iさん (2021年10月入社)
右:渋谷店 nonさん (2021年1月入社)
マツエクサロンで働いていたお二人に共通していたのは「施術が自分に合わないのではないか?」という疑問と、職業柄「疲労が溜まりやすく、モチベーション低下につながってしまっていた」ことでした。入社後は、スタッフ同士の助け合いや、技術とカウンセリング力の高さ、アイブロウリストの感性が活きる唯一無二の眉デザインが提供できることなどに、やりがいを感じているそうです。
横浜TSプラザ店 K.Sさん(2020年8月 入社)
前職では、ヘアメイク業務が時間に追われて作業化してしまい、いつからか「楽しさ」が失われてしまったと言います。採用面接での佐々木代表の陽気な人柄が印象的で、面接で初めて「希望休」を聞かれたことにも驚いたそうです。眉毛カットとワックス脱毛の違いを学び、研修を通じて技術を身につけたK.Sさんは、未経験者でも互いにサポートし合う環境が整っていることや、休日の充実度が増したことにもHAPPYを感じていると言います。
新宿店 優さん(2024年7月 入社)
美容師免許を持ち、アパレル会社に勤めていた優さん。資格を活かして美容関係の仕事に関わり続けたいと思い、一念発起して上京。現状まだ業界には男性アイブロウリストが少なく、SNSや人々の注目を集めやすいと感じて入社したそう。佐々木代表との面接ではリラックスしながらも自分の想いをぶつけたというアツいエピソードも。メンズスタッフとしての可能性や、美容師免許を活かしたい男性へのアドバイスも語ってくれました。
渋谷店 mさん(2021年2月 入社)
美容師以上に「夢中になれる職業」を探していたというmさん。「メンズ眉毛サロン」という新鮮さや需要を感じて興味を持ち、面接時の佐々木代表の熱意に感動して入社を決意したそう。プラスエイトは業界でも給与のスタート額が高く、土日休みが取れてプライベートも充実できることから、美容師時代に抱えていたストレスも激減。給料や人間関係で悩んで転職してきた仲間が多く、スムーズに馴染めたという話も語ってくれました。
新宿店 岡田彩香さん(2018年4月 入社)
美容師時代にメンズカットが好きだったものの、給料や働きやすさに不満を感じていたという彩香さん。メンズ特化のアイブロウに挑戦するためプラスエイトに入社、現在は技術指導者として未経験者の技術サポートをしています。美容師の下積み期間とは違う「営業後、強制的な練習をしない」研修の仕組みや、未経験者も施術者としての自信を持てる実践研修、そして「楽しい!」と感じながら働ける環境づくりについて語ってくれました。
新宿店 suzuさん(2019年4月入社 入社)
美容師を辞めたいという気持ちよりも、「眉の施術がしたい」という思いが強かったというsuzuさん。入社当時は男女専門問わず、今よりも眉毛サロン自体の知名度が低かったものの、SNSで見たプラスエイトのお客様のビフォーアフターに衝撃を受けて、その日のうちに応募したと言います。実際に美容師時代よりも給与が上がり、休日も充実して過ごせていることから、『本当に転職して良かった』と今では感じているそうです。
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